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(第44回)Snapchat上の360度動画広告

Snapchatの360度動画広告に急増の兆し。そのような記事がありました。360度動画とは、撮影した対象物を上下左右360度すべてのアングルから見ることができる動画を指します。撮影自体はRicohのTheta、KodakのSP360、IC Real TechのAllieなどが代表的で、2015年頃からYouTubeFacebook上でもアップロード・視聴が可能となり一気に普及しました。気軽に没入感を体験できることから、マーケティングに導入する企業も少なくありません。

そんな360度動画ですが、冒頭にも書いたように従来のYouTubeFacebookでなく、Snapchat上で広告プロモーションを行なう企業が増えつつあるようです。2016年8月に初めてSony PicturesがSnapchat上で360度動画広告を出したのを皮切りに、Netflixや米ハンバーガーショップチェーンのChick-Fil-A、また最近は公開前から注目度が高かった映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー(Fifty Shades Darker)』のワンシーンがSnapchat上で公開されるなど、事例を集めればきりがありません。

この背景について、Snapchatの広告パートナーであるVR会社OmniVirtの共同創設者兼COOのマイケル・ラッカー氏によると、360度動画は通常の動画広告と比べて、はるかに高いクリック率とエンゲージメントが得られるため、Snapchat上での360度動画の提供を希望する広告主の数が増えていると分析しています。さらに、OmniVirtのクライアントによるSnapchat上でのスワイプ回数調査では、360度体験での回数がその他のスワイプ動作と比べて2〜3倍多いそうです。これらの傾向は、Snapchatのメインユーザーである18歳から34歳までのミレニアル世代にとくに顕著になると見られています。以上のトレンドから、記事の論調としては、Snapchat上において360度動画広告は今後ますます増えていくだろうと予想しています。


(参加)
Snapchatの360度動画広告、ユーザーの好反応に急増の予感:「スワイプ」が示す意図
http://digiday.jp/platforms/the-latest-trend-in-snapchat-ads-360-degree-video/