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(第14回)ネット広告で使われる基本指標

今回はネット広告でよく使われる指標をいくつかピックアップします。知っている人からすると基本的すぎる内容かもしれませんが、逆に言うと、最低限は知っておくべきレベルの内容であるともいえます。今回はネット広告の効果を測る指標と、広告の費用対効果を測る指標、あわせて8つを見ていきます。

まず広告効果を測る指標は以下が代表的です。
①インプレッション数(imps)
広告の表示回数。アドサーバから広告が配信された回数をカウントする方式や、ユーザのブラウザで表示された回数をカウントする方式がある。

②CPM(Cost Per Mile)
広告表示1000回あたりの料金。実務では、1impsあたりの料金であるインプレッション単価を使うことが多い。(広告料金 / imps)×1000(円)で算出。

③CTR(Click Through Rate)
広告のクリック率。クリック数をインプレッション数で割る。数値が高いほど広告効果も高い。(クリック数 / imps)×100(%)で算出

④CPC(Cost Per Click)
クリック単価。出稿金額をクリック数で割る。一般的には低い数値の方が広告効果が良いといえる。広告料金 / クリック数(円)で算出。

⑤コンバージョン(Conversion)
資料請求、会員登録、商品購入等の成果件数。目標件数は、各広告主のマーティング目標に応じて設定。

CPA(Cost Per Action)
顧客獲得単価。出稿金額をコンバージョン数で割る。ダイレクトレスポンス型のキャンペーンにおいては最も重要な指標といえる。とくにスマートフォンにおいてアプリのインストールを成果とする場合は、CPI(Cost Per Install)という指標が用いられる。

費用対効果を測る指標としては以下があります。
⑦ROI(Return On Investment)
投資対効果。投資額に対する成果を表す指標のこと。(平均利益単価×コンバージョン数−コスト)/ コスト×100(%)で算出。

⑧ROAS(Return On Advertising Spend)
広告費用対効果。広告費の回収率を表す指標のこと。売上 / コスト×100(%)で算出。

ちなみにROASが100%以上だったとしても、ROIが100%未満の場合は利益がマイナスになります。このようにいくら売上が立っていても、利益がなければビジネスとして失敗なので、ROASとROIを一緒にみるときはそのあたりに注意が必要です。