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(第51回)Facebook Japan担当者が語る動画広告活用のポイント

Facebook Japanは3月30日、自社の動画広告プロダクト活用に関する説明会を実施しました。そのときの様子を伝える記事がありましたので今回取り上げます。

話し手はHead of Vertical Industryの鈴木大也氏と、Client Partner Managerの川野佑樹氏の2名。まず鈴木氏は現在Facebookは全世界で一日当たり動画が80億回再生されている状況を紹介。また現在月間アクティブ利用者は2700万人に達し、そのうちモバイルからのアクセスは90%であることから、今後はFacebook上におけるモバイル対応の動画広告がますます重要になるとしています。

また広告主にとっては、モバイルに最適化したクリエイティブ制作が、動画広告活用におけるポイントだと鈴木氏は指摘しています。具体的には、無音の動画再生、起承転結型でなく結論のメッセージを冒頭に表示、モバイル仕様の縦長フォーマットの用意、などを挙げています。

一方、川野氏はFacebook社の広告効果測定について説明。これまでは、いいね!数、コメント数、クリック率などが効果測定指標として使われるケースが多かったが、近年では主要調査会社と連携してテレビとFacebookと合わせたリーチ計測、ブランドリフト調査、購買パネル調査など、測定技術の向上も後押しして、広告主にとって利用価値の高いKPI計測が可能になったとしています。


(参考)
フェイスブック ジャパンがモバイル向け動画広告の活用法を伝授
http://www.exchangewire.jp/2017/04/05/news-facebookjapan-event/