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ネット広告の世界

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(第48回)DAC関係者が語る動画広告市場の展望

DAC社メディアサービス本部の中本大介氏とプロダクト開発本部の元嶋 拓也氏が、直近の動画広告市場と業界動向について語った記事がありました。要点だけ拾って紹介します。

まず記事の中で両氏は、直近の動画広告市場について以下の印象を並べています。
ソーシャルメディアの本格的な動画対応
②縦型動画の浸透
③アウトストリーム広告の普及

①はFacebookTwitter、LINEなどのSNSが本格的な動画対応を進めたのに伴い動画広告の配信量が増加。それが引き金となり、スマートフォンWEBサイトやアプリを横断して動画広告を配信できる、スマートフォンに特化したアドネットワークの需要が増えアドネットワーク事業者が拡大。さらに、MCN(マルチチャネルネットワーク)と言われる分野のインフルエンサーが誕生し、YouTubeのみならずソーシャルメディアでファンを多く抱えるインフルエンサーを活用するプロモーションの需要も増えたとしています。

②は特にスマートフォンでは縦型動画の対応が目を見張り、C CHANNELでは既に縦型フォーマットに対応。アウトストリーム広告でも縦型動画のフォーマットに多様性が生まれてきていると指摘しています。一方で、縦型動画が普及するにあたって必要になってくる環境整備はまだ充分とはいえないものの(動画広告素材制作におけるコストの問題や制作工程に与える影響)、縦型動画成長の伸びしろはあると見ています。

③については、今年インストリーム広告に対してアウトストリーム広告のシェアが大きくなり、この傾向は続くだろうと指摘しています。さらに、アウトストリーム広告の普及によって、動画コンテンツを持っていなくても動画広告を配信できる環境が整備され、記事ページやタイムラインなど様々な場所で動画広告を配信するメディアが非常に増えてきたことも触れています。

そして今年の動画広告市場の展望について中本氏は、プレーヤーは増加の一途を辿っているものの、徐々に需要やポテンシャルの面でそれらのプレーヤーは絞られていくと予想しています。また、動画広告で得られる効果の実証が認知されてきているためか、広告主企業一社あたりの動画広告にかける予算は増えており、DAC社としても広告主の期待と市場の伸びを牽引できるような提案をしていきたいと語っています。


(参考)
国内デジタル広告市場をリードするDAC、キーマンが語る動画広告市場と業界の展望
http://www.exchangewire.jp/2017/03/03/video-landscape-jp-2017-dac/