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ネット広告の世界

ネット広告に関係ありそうなテーマなら何でも

(第10回)広告掲載レポート

ネット広告の業務フローの一つに「レポーティング業務」があります。広告キャンペーン終了後、広告会社やメディアレップが、インプレッション数やクリック数、コンバージョン数やCPA等といったアドサーバーから出力されたデータをまとめる作業を指します。まとめたものは広告掲載レポートとして、広告キャンペーン終了から数週間後に広告主に提出されます。広告会社にとっては、広告費請求・支払いの根拠となる納品書でもあり、広告主にとっては次回のキャンペーンに活かすためのマーケティングデータという側面もあります。

広告掲載レポートの内容については、枠売り広告と運用型広告ですこし異なります。枠売り広告は、①キャンペーン内容(広告主名、広告会社名、広告メニュー名、掲載期間等)②サマリーレポート(掲載期間中の総インプレッション数、総クリック数、CTR等)③日別レポート/クリエイティブ別レポート(日別またはクリエイティブ別のインプレッション数、クリック数、CTR等)を含んでいるのが一般的です。

運用型広告は、プラットフォームが提供するレポート画面を利用して、上記に加えてデバイス別や掲載面別のインプレッション数やクリック数、クリエイティブ別のコンバージョン数やCPA等といった、より詳細な数値も含まれてきます。そんな広告計測指標があふれる状況に対して、最近はレポーティング業務を効率化するツールも増えています。運用型広告レポート作成支援システムの「glu」、マーケティング施策の全量データをダッシュボードで一元管理できる「Datorama」などが挙げられます。

このようにレポーティングの過程では、広告効果に関するさまざまな数値が得られます。とはいえ、キャンペーンの目的やゴールに応じて評価軸は異なるため、オリエンテーションやプランニングの段階から重要視する指標・目標値を広告主と共有することが大切です。またそれを前提としたレポート作成が求められると思います。